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【アニメ感想#6】『フードコートで、また明日。』を観た感想【ネタバレあり】

※この記事には作品のネタバレが含まれます

 

 

アニメ『フードコートで、また明日。』を観ました。

 

普通に12話(1クール)分あると思ってたら、まさかの6話で終了・・・。

一応来週からアンコール放送があるらしいですが、内容は変わらないと思うので今の段階で感想を書いておきます。

 

総評

★★★★★(5/5)

和田と山本のリアルなキャラ付けと関係性がとても良い。

あらすじ

お嬢様のような雰囲気で話しかけにくいが、実は喜怒哀楽が豊かで女子高生らしい女子高生な和田。

ギャルっぽい見た目をしているが、実は努力家で真面目な山本。

そんな二人が、放課後フードコートに集まって仲良く色々しゃべっている様を眺める、そんな日常系アニメ。

感想

和田も山本も、なんかキャラ付けがリアルだなと思った。

 

アニメによく居る、ただかわいいだけのいかにも作り物っぽいヒロインじゃなくて、和田と山本はなんか現実に普通に居そうな気がする。

特に和田の方は。

 

二人共薄っぺらくない、複雑なキャラ付けをされているというところが、視聴者にリアリティを感じさせてるのかもしれない。

 

例えば、和田はお嬢様みたいな見た目をしているが、よくしゃべり、喜怒哀楽も激しい、女子高生らしい女子高生である。

めんどくさく偏見に満ちている女だが、チョロい女でもある。

頭が良さそうに見えるが、実際はバカである。

 

山本はギャルのような見た目だが、中身は比較的真面目である。

常に英単語を学んでおり、英語以外の勉強もおそらくそれなりにできる。少なくとも和田よりは。

怖そうな見た目だが、中身は気配りができて優しい。

クールかつドライで一見誰にも興味なさそうだが、和田のことは好きだし、YouTuberの推しとかも居たりする。

 

こういった『〇〇だけど✕✕』みたいなギャップが何層にも重なってキャラクターが出来上がっているので、この作品のキャラクターはリアルで魅力的なのかもしれない。

 

和田と山本の関係性も好きだ。

なんというか、仲の良さに説得力がある気がするし、この二人だからこそ仲良くなれた、みたいな感じもする。

作品の都合で無理やりくっつけたような強引さがない。

 

和田はとにかくよく喋る。一人で一方的に喋る。

多くの人間は、和田のようなタイプのことをウザいと感じるのではないだろうか?

ほとんどの人は、自分から話をしたいと考えているため、一方的に話しかけてくる人間のことはあまり好きじゃないと思う。

 

一方、山本はあまり喋らない。自分から話題を振ることは少ない。

話の聞き方もドライで、ずっとスマホをポチポチしながら話を聞いている。

ドライすぎて、1話くらいの頃は和田のこと興味ないんじゃないかと思ったくらいだ。

 

山本の態度はこれはこれで嫌われそうな気がする。

ずっとスマホをいじったまま話を聞かれるのは、普通の人は嫌悪感を感じると思う。

自分が蔑ろにされていると感じるのではないだろうか。

 

そんな癖のある二人だが、合わさるととても相性が良い。

作中で自分から話すのが苦手だと言っていた山本にとって、和田のような一方的に話しかけてくる人間はありがたいのだと思う。

自分もリアルでは山本のようなタイプ(と言ったら山本ファンに怒られそうではあるが・・・)なのだが、やっぱり仲良くなるのは一方的に話しかけてくるタイプのヤツが多い。

 

和田にとっても、山本のような聞き役に徹してくれる人間はありがたいし、心地良いのだと思う。

 

このお互いにお互いじゃなきゃダメな感じが、エモさを醸し出してると思った。

 

印象的だったシーンについても、いくつか触れておく。

 

まずは、和田がソシャゲのキャラクター『エイベル公爵』をSNSで叩いていたシーン。

ああ、こいつはこのキャラが嫌いなんだな・・・と思っていたら、実は推しで笑った。

この瞬間、和田はめんどくさいヤツ、というのが自分の脳内で確定した。

 

次は、山本がナオキンというYouTuberが好きだというシーン。

このナオキンのモデルになっているのは、おそらく『Naokiman Show』氏だと思う。

山本が都市伝説系YouTuberに興味があるというエピソードを聞いて、自分も都市伝説系のYouTuberを調べてみたらこのナオキマン氏が出てきて、ナオキンって実在するモデルが居たんだ、って驚いた。

そして、ナオキンは作中でデコが広いと和田にいじられるのだが、このナオキマン氏も前髪で隠しているものの明らかにデコが広く、こんなところまで再現しなくてもいいだろと思い、笑った。

 

山本はこのナオキンを和田にいじられたとき、本気で怒っている。

それまでは常にクール&ドライで、人間味をあまり感じさせなかった山本だけど、ちゃんと人間らしいところもあるんだ、と思った。

このあたりから山本に親近感を感じ、山本というキャラが好きになった。

 

次は山本が体型を気にしているシーン。

普段は割と人格者な山本だが、体型の話になると途端にめんどくさくなる。

 

山本はかなり巨乳であり、身長も高い。俗に言うグラマー体型である(ちなみに作中で山本はグラマーと言われてキレていた)。

一方、和田は全体的に細く、胸も服の上からはほぼ確認できないほど小さい。

 

男である自分から見ると、和田のほうが体型にコンプレックスを抱えていそうに見えるものだが、実際は和田はほとんど体型のことを気にしておらず(誇っている感じまである)、むしろ山本のほうがコンプレックスを抱えているというのは面白い。

 

山本曰く、腹回りに結構肉が付いているらしい。

胸や尻が大きくなりやすい体質の人は、腹回りにも肉が付きやすいのだろうか。

 

やはり女性にとっては、細さこそが正義なんだなぁ、と思った。

男からすると、ある程度肉が付いていたほうが魅力的に見えるんだけどね。

あ、もちろん細いのが好きな男もいるけども。

 

次は、斉藤さんの顔が明らかになるシーン。

作中でずっとゴリラみたいと言われ続けてきた斉藤さんだが、最終話でついにその顔が明らかになる。

 

確かにちょっと眉が太くて力強いが、全然ゴリラってほどではなく、想像の100倍くらい可愛かった。

誰だよ斉藤さんをゴリラって言ったやつ。

 

気になる方は本編第6話を確認してみてほしい。

 

ちなみに、斉藤さんの声優はあの早見沙織である。ゴリラみたいと言われる女子から早見沙織のウィスパーボイスが出てくるのが面白い。

 

最後は、和田が推しのYouTuberにスパチャを読まれるシーン。

 

それまではいつもどおりの偏見で、スパチャに対して憎しみを持っていた和田だが、推しにスパチャを読まれたとき、偏見と喜びの間で板挟みになって、とんでもないブサイク顔を披露する。

これはアニメのヒロインとしても女子高生としても絶対しちゃいけない顔だろ、と思い爆笑した。

このエピソードは最終話のもので、最終話は全体的に和田の顔芸が多い。

 

和田はめんどくさい女だが、感情表現が非常に豊かなので、一緒に居たら楽しい女でもあるんだろうな、と思った。

 

印象に残ったシーンについては以上。

最後に作画についてもちょっとだけ触れておこうと思う。

 

このアニメは、作画が良いアニメだったと思う。

 

まず、ヒロインの和田と山本がかわいい。

作画が崩れたところは、少なくとも自分には見つけられなかった。

 

そして、表情が非常に豊かに描かれていた。

感情豊かにコロコロ表情を変える和田は観ていて楽しかった。

表情だけでなく、身振り手振りもよく描かれていて、意外なほどよく動くアニメだった。

まとめ

個人的にとても好きになったアニメだった。

現段階で、2025年夏アニメで一番好きなアニメを1つ挙げろと言われたら、自分はこのアニメを選ぶ。

 

そんなアニメだっただけに、6話で終わってしまったのがとても寂しい・・・。

1クール普通にあると思っていたのに、まさかの半分だなんて・・・。

 

早くもフドあすロスになってきている・・・。

このアニメについては、是が非にも2期を制作していただきたい。

 

感想は以上です。

 

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